都会と田舎に教育格差がある?
個人的な話になりますが、
私は大学進学に合わせて上京し、
間隔があきながら、東京で約10年ほど暮らしました。
その10年間の中で、ライフステージが変わる度に、
東京という場所が持つ深みや多様性を感じるようになりました。
タイミング的に、上の子は東京で出産し、
数年は東京での育児を経験したのですが、
初めての出産&育児だったため、
不安な気持ちを払拭したい一心で、情報を集め、
色々な場所に足を運びました。
すると、学生・独身時代や、
結婚して子どもがいない時期とは違った、
東京の新たな魅力に気づいたのです。
その気づきは、
地方在住となった今では、より魅力的に感じています。
都会と田舎の比較と言うと、
さまざまな観点から見ることが出来ますが、
ここでは教育の面での都会の強みに注目したいと思います。
【都会の強み】
①コンサートや展示会などのイベント
→本物を見る、触れるという体験の機会が多い
②専門のお店
→親の関心や子供の興味に合ったお店が存在する
③教育機関の多さ
→就学前の保育先を考えただけでも、無数の選択肢がある
④交通の利便性
→電車・バス・新幹線・飛行機が利用できるため、行動範囲が広がる
⑤トレンドの発信力
→国内の中枢を担い、経済・芸術・科学の最先端のものが生まれやすい
⑥多種多様な人々
→人口も多く、国内随一の訪日外国人数と在日外国人数を誇る
⑦習い事の選択肢
→子どもに合った先生やカリキュラムを見つけられる
⑧お受験が活発
→良い意味での競争があり、そのための環境も整っている
もちろん、地方も頑張っています。
その土地ならではの個性もあります。
生活全体を考えるなら、また違った視点も出てくると思います。
ただ、教育に焦点をあてると、
都会で得られるものは、とても大きなものに感じます。(私の個人的な意見です)
では、地方にいたら、教育を諦めないといけないのでしょうか?
<そんなことは、ない!!> と思いたいです。
突然コロナが現れたように、未来は誰にも分かりません。
その未知の未来を私の子ども達は生きていきます。
私が、都会と地方の教育を近づけられるかどうかというのも、また、未知のことです。
分からないから、やってみる。
調べてみる。探してみる。
そして、沢山の経験や刺激を子ども達に与えていきたいです。